
愛が問われる職業で
- 包括支援相談員のころのわたし -
このページをご覧のあなたは、介護福祉でこのようなお悩みや困りごとはありませんか?

「交代勤務や夜勤で疲れる、身体がだるい、ストレスが溜まる。飲み会で愚痴をこぼすと、その時はすっきりするけど、また元に戻って気持ちが晴れない」
「リーダーは、わたしに仕事を押し付けてくる、わたしが断らないことを知って圧をかけてくる、いいように使われているように感じる」
「わたしの介護のやり方に、リーダーが『こうじゃないの』って指摘してくる。そんな時、悪くないのに、『すみません、すみません』って謝ってしまう。」
「交代勤務をしていると、家族や子どもとすれ違いが多い。先日職場の異性とお茶をしたら、家族以上にわたしのことをわかってくれて元気になった。これからもお茶をしたいけど、後ろめたい気持ちもあって、」
「『同僚の利用者さんへの対応がよくない』と思うけど言葉に出しづらい。同僚はリーダーと仲がよくて、わたしが『ちくった』と広まりそうで、」
「介護の現場で、仕切り屋Aさんが大きな声で言うと誰も反対できないでいる。この前、Aさんにちょっと意見を言ったら睨まれた。それ以降、職場で気まずくなった」
「介護や福祉は人のためになる仕事だっていうけど、利用者や家族からの過度なクレームや文句にやりきれない、割にあわない」

介護施設で勤務していた頃の出来事です。
突然、真面目な介護職員のAさんが、わたしに「話したい」というのです。数日後、居酒屋でビール片手に家族とのすれ違い、子育ての苦労、仕事の愚痴を話して帰宅しました。その後、しばらくAさんの姿が見えないと思っていたら、なんと退職していました。
ようやく、Aさんの「話したい」は、「2人でお別れの会」のお誘いだったことに気づきました。「そうか、そうだったのか。」
しばらく、退職を推し量れなかった自分を悔やみましたが、よく考えると、Aさんは、退職を決断していて「お別れに際して会う人」として、わたしを選んでくれたことに特別感を持ちました。

介護福祉分野で働く方の悩みや困りごとは、言葉に出しても出さなくても複雑で深刻と受けとめています。だからこそ、推し量るよりも言葉に出してみるほうが確かなことと思えます。まずは言葉にすることから始めませんか。



